時にはあきらめも肝心!子どもの野菜嫌いを克服する方法

野菜嫌いの子どもと、野菜を食べさせたいお母さん。果てしなく続く攻防に疲れきってはいませんか?
子どもの野菜嫌い、みなさんはどうやって乗り越えているのでしょうか。

子供が野菜を嫌うのは、実はちゃんと理由があるんです!

子どもの苦手野菜ランキング

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  • 1位 ピーマン
  • 2位 トマト
  • 3位 なす
  • 4位 キャベツ
  • 5位 ほうれんそう

引用:「めばえ」アンケート

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「こんなに嫌いな物ばっかりじゃごはん作れないよ……。」と思ってしまいますよね。
そして試行錯誤の日々が始まります。小さく刻んだり、ハンバーグやカレーに混ぜたり、お母さんの苦悩が続くわけです。
でも、毎度毎度ハンバーグやカレーというわけにはいきません。ほかのお料理だって作らなくては。お母さんの大変さや焦る気持ち、本当にすご~くわかります!

あきらめも肝心?!

食卓は楽しい場所であって欲しいもの。それなのに「野菜を食べなさい!」とお母さんが怒っていては、子どもはまったく楽しくありません。そんな日が続くと次第に「食べること自体を嫌がる」ことになってしまったり……。これは、お母さんの本意ではありませんよね。
というわけで、お母さんが怒ってしまうくらいなら「食べなくてもいい」という選択も”あり”ということについて考えてみましょう。

子どもが野菜を嫌う理由

大人はおいしいと思っても、子どもにはおいしく感じられないわけがあるのです。

子どもにとって野菜の味は「危険」

食事をする際、大人が気になるのは「おいしそうか、そうでないか」ですよね。でも子どもにはプラスして「危険か、そうでないか」もあるのです。
では、子どもはどう「危険」を判断しているのでしょうか?それはから!

  • 甘味……炭水化物(ごはんやうどんなど)の存在を知らせる。
  • 旨味……タンパク質(肉や魚など)の存在を知らせる。
  • 塩味……ミネラル(塩など)の存在を知らせる。
  • 酸味……腐敗を知らせる。
  • 苦味……毒の可能性を知らせる。

つまり、野菜にありがちな酸味や苦味は人間が本能的に「危険と判断する味」ということで、食の経験がまだまだ少ない子どもにとっては本能的に「食べない」という判断を下すきっかけとなっているのです。

子どもの味覚では、酸味や苦味を危険なものと判断することがあるんです。

食材を「怖い」と感じる子ども

子どもは見なれない物に恐怖を感じる傾向があります。これも生き抜くための本能によるもの。
ごはんやうどんはどんな料理にしても大きく姿を変えることはありません。しかし野菜は調理方法によって形状を大きく変えます。例えば、天ぷらのなすと煮びたしのなす。まったく別物な姿かたちとなりますよね。
また、大人にとっては「キレイ」と思える野菜のカラフルさについても、子どもの目にはそう見えていない可能性も。「怖い」と感じているものを「食べなさい」と言われても、そう簡単にクリアできるはずがないのです。

ちなみにこのような恐怖感は、成長に伴い次第に和らいでいくものと言われています。恐怖を感じながら無理に食べさせるよりも、和らぐのを待って食べさせるという選択もいいのではないでしょうか。

食べない期間にお母さんができること

子どもが食べられる食材をできるだけまんべんなくあげるようにしましょう。
ごはんだけ、お肉だけ……と単品食べをしてしまっては栄養に偏りが出てしまいます。野菜に限らずとも子どもの食べられる食材を幅広く食べていく。それだけでも、多くの栄養を摂取することが可能なんですよ。

野菜嫌い克服への道すじ

「無理やり食べさせない」中で家族ができることは、子どもが食べない食材をおいしく食べている様子を見せ続けること。楽しい様子を見せれば、子どもが抱いている恐怖感を払拭することができ、克服への道のりを縮めることが可能です。

子どもが料理に興味を持っているなら、手伝ってもらうこともおすすめ。自分でカットした野菜に愛着を感じることで食べるきっかけになることも少なくありません。ハート型など、かわいく切ることのできる器具があるとベターですね。

また、いつもと違う場所・違うメンバーで食べてみると意外にすんなり食べてくれることがあります。「祖父母や友だちの前でカッコ悪いところを見せたくない」というきっかけは、想像以上のパワーをもっているものですから。

子どもの野菜嫌い克服で大切なことは、お母さんが焦らないこと。
まずは楽しい食卓を演出。長期的視点で応援していきましょう!

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