派遣から正社員登用を受ける場合のメリットとデメリット。

派遣社員から正社員登用を目指している方、多いですよね。
でも、嬉しいことばかりじゃないって本当?こんなはずじゃなかった……とならないように、派遣と正社員の違いや、それぞれのメリットとデメリットについて知っておきましょう。

派遣社員と正社員、どの道に進んでもメリット・デメリットがあるものです。

派遣社員と正社員、大きな違いはここ!

では「派遣社員」と「正社員」それぞれの特徴を見ていきましょう。

派遣社員

  • 雇用主:派遣会社
  • 雇用期間:あり
  • ボーナス:基本的になし
  • 福利厚生:派遣会社に準じる
  • 社会的信用:正社員より低い

正社員

  • 雇用主:勤務している会社
  • 雇用期間:基本的になし
  • ボーナス:ありの場合が多い
  • 福利厚生:勤務している会社の定めによる
  • 社会的信用:高い
各項目について、しっかりチェックしておきましょう。

では、それぞれの項目について検証していきましょう。

雇用主

きちんとした派遣会社を選んでおけば、この違いが問題になるようなことは特にありません。

雇用期間

長く安定して働きたいという方にとっては、雇用期間ありの派遣社員はつらく感じるかもしれません。しかし中には、敢えて「短期」という働き方を希望する方もおられます。その方にとっては、雇用期間の定めがあることはデメリットとはなりません。
どのような働き方がしたいのか、じっくり考えてみることが大切です。

ボーナス

これはやっぱりあったほうが嬉しいですよね。とはいえ、正社員であっても確約された制度ではありません。ボーナスは「経営状態がよければ、会社の裁量により支払われるお金」という曖昧な定義のお金ですから。曖昧な定義であるなら、毎月のお給料が高めに設定されている派遣社員のほうがよいとする考え方もできます。

福利厚生

派遣会社の福利厚生は、手厚く整っている場合が多いようです。
例えば、スキルアップの講習が無料で受けられたり、健康維持のためスポーツジムが割引価格で通えるなど。基本的に、お仕事スタイルに直結するような福利厚生がメイン、というイメージですね。(派遣会社により異なります。事前にご確認ください。)
ちなみに、勤務先(派遣先)の福利厚生は利用することはできません。社員食堂があっても「派遣社員は利用不可」であったり「正社員と派遣社員の利用料金が異なる」ことが基本であり、正社員と同等に利用することができるのであれば、あくまでも勤務先(派遣先)の『厚意』によるものという意識を持つことが大切です。

社会的信用

ここが派遣社員と正社員の一番大きな違いとなるでしょう。
年齢が若いうちは、社会的信用が必要となる場面はあまりないので派遣社員でも問題なく働けるのですが、年齢を重ねるとそれでは都合が悪くなってくる場合があるのです。
例えば、「カードを作る」「ローンを組む」「結婚をする」など。いろいろな場面で社会的信用が求められてきます。
社会的信用を得たいという思いが強いのであれば、少しでも早く正社員となる道を模索したほうがいいでしょう。

派遣社員と正社員、それぞれの向き不向き

派遣社員に向いているのは、オールマイティにお仕事をこなす力ではなく、ひとつのことに特化した能力のある方。専門的なスキルがあり、それを活かしたいと思っている方や、専門的な能力をスキルアップさせたいと思っている方。
こういった方は、派遣社員のほうが向いていると言えます。

反面、正社員となるべき方は責任あるお仕事にどんどんチャレンジしたいと思っている方。ときには自分の担当ではないお仕事をしなければいけないこともあります。もちろん、そんな場合でも解決する力が求められます。「できません」と断ることはできない、それが正社員というものなのです。

ライフスタイルで考える派遣社員と正社員

お仕事とプライベートをしっかりと分けていきたい方は派遣社員を選びましょう。派遣のスタイルとは、決められた就業時間以外をお仕事に割く必要のない働き方です。

正社員の場合は、お仕事に大きな責任を伴います。そのため、休日出勤となる場合もありますし、それを断ることは基本的にできません。小さな子どもがいて、急な対応はできない……という場合には、正社員としての働き方は難しいかもしれません。

正社員登用のお声がかかるということは、お仕事内容を評価してもらえたということであり、それはすごくありがたいこと!
とはいえ、派遣社員と正社員の働き方は大きく異なることを知っておくことも大事。
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で決めましょう。

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