給与明細はチェックしていますか?間違っていないはず……は危険です。

お給料日に給与明細をもらって、確認はしているでしょうか?
パッと手取り額だけ見て「だいたいこんなもんでしょ~」と納得し、項目ごとのチェックはしていない方も多いようですが、実はこれ、危険なんですよ!

給与明細のここをチェック!

給与明細って、じっくり見るとかなりたっぷりの情報が詰まっています。数字がズラリでよくわからない……という方は多いもの。
でも、コツさえわかれば大丈夫!まずは、以下の項目について確認してください。

  • 勤怠……勤務状況を確認する項目
  • 支給……もらえる金額を確認する項目
  • 控除……差し引かれる金額を確認する項目

ほとんどの給与明細が、上記3つに分かれた構成になっていると思います。
どこがなにを表しているのかザクッと理解した上で、中身をどう見ていくのか確認していきましょう。

勤怠ミスはないですか?

確認するのは「勤怠のデータが正しいか」ということ。
出勤日数、欠勤日数、遅刻・早退、有給日数、有給残、残業時間からなる項目です。

それぞれの項目に記載されている数字が間違っていないかきちんとチェックしましょう!ほかの社員と入れ替わったり、残業時間のカウントミスなど非常にミスの起こりやすい項目です。

支給額にもれはないですか?

支給の部分は、基本給と各種手当で構成されています。
残業手当以外の部分は毎月大きな変更がないためミスが起こりにくく感じますが、給与システムが変更されたり、経理担当者の異動などがあるとミスが発生しやすくなります。
やはり、毎月のチェックが必要です。

基本給

昇給・昇進のあったときに変更となる部分です。反映されているかどうか確認しましょう。

各種手当

残業手当、役職手当、住宅手当、通勤手当などがあります。
手当の項目は会社独自に設定されていますので、事前に確認が必要です。自分がどの手当の対象となり、いくらもらえるのか。とても大切なことです。

控除額に間違いはありませんか?

控除される金額は、健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料などからなる社会保険料や、所得税・住民税などの税金のほか、労働組合費や会費、駐車場使用料など会社の定めた金額となっています。
こちらは少々難しい部分となりますので、金額の詳細まで確認するのではなく「先月の金額と大きく変わらないか」を確認すればOKです。

社会保険料の増減

こちらの項目が先月分と異なる場合には「制度の改正」が考えられます。
ニュースなどで見聞きしていなくても結構頻繁に制度は変わっているため、それにより計算方法が変わり、控除額が変更している可能性が高いのです。わからない点はプロである経理の方にたずねると教えてもらえますよ。

税金

税金は支給額を元に計算されていますので、支給額に変更があれば増減が発生します。
また所得税はみなしで差し引かれ、過不足分は年末調整で帳尻合わせがおこなわれるのですが、住民税は前年の収入に対して計算されるなど、こちらも少々難しい項目となります。
大きな違いがないなら、おおよそでOKとしても問題ないかもしれません。

給与明細に間違いがあった場合の対処法

「あれ?これおかしいな。」と思う箇所を見つけたら、修正を申し出ることになります。
この場合に注意して欲しいのが、ぷんぷん怒りながら「間違っているんだけど!」というテンションで報告しないこと。というのも自分では「間違っている」と思った箇所が、きちんと理由づけされることも少なくないからです。「確認したいのですが」という流れで切り出すのが、間違いであってもなくても、お互いに禍根が残らずベターですよ。

ちなみに報告先は、上司もしくは経理担当者となります。
会社の仕組みにもよりますが、まずは上司に報告し、そこから経理へ流れた方がスムーズでしょう。

給与明細をもらったあとは

確認したし、もういらない……と捨ててしまう方もいるようですね。でも、給与明細はできる限り捨てないで欲しい書類です。
とはいえ、何十年分も残しているのは無理……という場合もあるでしょう。そのようなときには、失業給付の確認をしたり、未払い給与の請求期間となる「過去2年分」は必ず保管し、それ以外の部分を処分するようにしましょう。

過去に年金データの抜け落ちが問題になったことがありますよね。そのとき、給与明細が一番の証明となりました。また、万が一離婚することになった場合、その調停で給与明細の提示を求められることがあります。

以上、いろいろな可能性を考え、自分自身の収入と支出の根拠として、給与明細はしっかりと保管しておくことが重要なのです。

たった1枚、小さなサイズの給与明細ですが、非常に重要なデータが記載されています。
きちんとチェック!そして大切に保管しておきましょう。

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