意外と知らない?週休2日制と完全週休2日制の違い

就職や転職をする際、求人票を見ていて「あれ?」と思う事柄のひとつに、「週休2日制」「完全週休2日制」があります。同じ2日なのに、一体何が違うのでしょうか。

週休2日制でも、2日休めないこともある

週休2日制の定義は、「1ヶ月の間に、2日間休みの週が1回以上。」 となっています。
つまり、1週目が2日間、2~4週目が1日、休日計5日間/月であっても、週休2日制というわけ。

この言葉は実は法律用語ではないのですが、企業において広く認知され一般的に使用されているため、「知らなかった。」「そんなつもりじゃなかった。」という就業者の言い分は通用しません。注意しましょう。

完全週休2日制でも、土日が休めないこともある

完全週休2日制の場合は、毎週、2日間の休みがあることを示しています。
とはいえ、曜日が示されていない場合には土日が休みとは限りませんし、週ごとに曜日が変わることもあり得ます。
「どうしても土日休みでないと困る!」など事情のある場合には、事前に曜日の確認をしておくことが必要です。

週に2日間休めないって、ブラックじゃないの?

はい。ブラックではありません。
法律で決められている休日は「週に1日」。それ以外のお休みは会社の自由です。

ただし、同じく法律において、以下のように労働時間が定められています。

  • 1日8時間
  • 1週40時間

これにより、1日8時間労働だと5日間で週の上限に達してしまうため、週に2日のお休みを設定している会社が多いのです。

変形休日制とは?

先ほど「週に1日の休日が法律で定められている」と書きました。
しかし、例外があります。
それは「4週間に4日以上の休日を与えることを条件に、週休1日を確保しなくてもいい」という法律。
例えば、一定期間まとまって作業しなければいけないお仕事であったり、繁忙期のイレギュラー対応などで活用されている制度です。
休みなく働くことをデメリットと思わず、まとめてお休みが取れることをメリットと感じる方も少なからずおられるようですが、これは要注意。変形休日制は、単発的な活用にとどめるべき制度です。

常時、変形休日制を活用していては、体に悪影響がでるリスクは高くなってしまいます。多用している様子が見られるのであれば、その会社はブラックだと考えた方がいいかもしれません。

休息は、とても大事なもの。
自分自身のためであるのはもちろんのこと、効率良く働くためにも。
だからこそ、企業の休日設定(就業規則)についてはしっかりと確認しておくことが大切なのです。

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