デスクワークと立ち仕事、健康に良いのはどっち?!

レジや販売などの立ち仕事。事務やコールセンターなどのデスクワーク。
何となく立ち仕事の方がハードそう。大変そう。
……というイメージなのですが、実際カラダへの負担はどちらが大きいのでしょうか。

デスクワーク

メリット

肉体労働は伴わないので、体力を消耗してしまうほど疲労困憊することはありません。
また社内でのお仕事となるため暑さ寒さに悩まされず、天気も関係なく、快適で整った労働環境となります。

リスク

デスクワークの人にとっての定番の悩みは肩コリ・腰痛など。PC作業に従事する場合が多く眼精疲労に悩まされることもあります。またあまり動かないことから睡魔に襲われ、それを覚ますためにコーヒーなどカフェインを大量摂取し、胃を悪くしてしまう方も。同じ姿勢で長く過ごすお仕事となりますので、運動不足も気になるところです。

他、気になるデータも発表されています。
1日の座位時間が4時間未満の人に比べ、8時間以上だと死亡リスクが15%UP、11時間以上になると、なんと40%もUPするというデータがオーストラリア・シドニー大学の研究で分かったというのです。

単なる運動不足で片付けるには、デスクワークリスクはなかなか大きいものがあります。

リスクを回避するためには

まずは「座り続けることの何がいけないのか?」を知ることからはじめましょう。
人は座っていると、脚の筋肉がほぼ動かなくなります。脚は第二の心臓と呼ばれるほど、血液の循環のために大きな役割を果たす部位。その脚が動かない状況だと、言わば下半身の循環機能が活動停止しているということ。体に負担がかかってしまう理由はここにあります。
つまり、活動停止状態を解消し、リスクを回避するためには、意識的に動くことが重要!例えば……。

  • 30分~1時間に1回、歩く機会を作る。
    トイレ休憩や飲み物を取りに行くなど、3~5分程度のブレイクタイムでOKです。
  • ブレイクタイムが取れない場合には、脚をどんどん動かします。
    デスクの下で脚を上下左右に。血流を意識して動かすだけで、ある程度の効果が期待できます。

難しいことではありませんよね。長時間のデスクワークをされている方には、ぜひ実行してみて欲しいと思います。

立ち仕事

メリット

特に動かず立っているだけのお仕事でも、デスクワークに比べると1時間あたりの消費カロリーが50kcalも多くなります。食べ物換算するとマシュマロ15個分! かなり大きな数値ですよね。
もちろん、プラス作業を伴う場合には消費カロリーは更にUPします。これが1日8時間勤務、週5……と考えていくと大きな差が生まれることは一目瞭然。ダイエットに効果的であることが分かりますよね。
また、効果が出るのはダイエット効果だけでなく血糖値の安定効果も。健康を気にされている方にとって、立ち仕事のメリットは非常に大きいと言えますね。

リスク

脚のむくみに悩まされる方が多くおられます。むくみは血液中の水分が外にしみ出し、皮膚の下に溜まることで起こります。太く腫れた状態となりますのでまずは見た目が気になるのですが実害はそれだけでなく、重だるい痛みを伴ったり、靴が入らなくなるなど気になる症状はたくさん。また、むくみを伴う他の病気からのサインに気づけない……という怖さも含みます。

リスクを回避するためには

第一にマッサージ。ふくらはぎを指圧し、血行を良くしましょう。足指をグーパーさせたり屈伸をするなどの運動も効果的。脚を少し高く上げた状態で寝ることも、血流のためにいいことですよ。可能であればお仕事中弾性ストッキングを着用することもオススメです。

快適に、元気に、働くために

デスクワークと立ち仕事。意外にもデスクワークの方がカラダへの負担が大きいことが分かりました。お仕事選びに迷っている方は、ぜひ参考にして頂ければと思います。

ただ、すでにデスクワークにおいてある程度のキャリア積んだ方にとっては、今までの経験をすべて捨て立ち仕事にシフトする……なんてことは現実的ではありません。デスクワークの有り方を見直しつつ折り合いをつけて働くことが、理想の形。
というわけで、ひとつご提案。
快適・元気にデスクワークをするために「スタンディングデスク」を使用する方法があります。これは机の高さを簡単に変えられるデスク。しっかりと立った姿勢、トールタイプのイスに座った姿勢、もちろん普通に座った姿勢……と高さを簡単に変えられますので気分転換ができますし、もちろん血液の循環にも効果を発揮します。カラダに優しい働き方ができるかどうかは心がけ次第なのです。

デスクワークと立ち仕事、各々のメリット・デメリットを理解して自分の体を労わりながら健康に働いていきましょう。

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